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パニック障害の彼が胃カメラ検査(麻酔なし)で受けた話【前編】

2019年10月、今からちょうど1年前にパニック障害のふーさん(私の相方さん)が胃カメラ検査を受けたときの話です(前編)。

パニック障害で胃カメラをする人で悩んでいる方、不安な方、そもそも胃カメラ検査ってどんなことするの?と未経験の方の参考になれば幸いです。

怖くて避けてた胃カメラ検査

胃カメラ検査を受けるに至った経緯と、実際に検査を受けたときの様子をご紹介します。

ちなみに痛みに非常に強いふーさんは麻酔を一切使用しなかったので、参考にならない点もあるかもしれませんが、クリニック勤務している私のこれまで見てきた患者さんの胃カメラの様子とかも踏まえて、いろいろと書きまとめたいと思います。

※胃カメラの正式名称は「上部消化管内視鏡検査」といいますが、長ったらしいのでこの文中では「胃カメラ」と書いています。

パニック障害と胃カメラのジレンマ

そもそもパニック障害やメンタル疾患持ちのほとんどの人が、胃もたれや食欲不振、胃痛など、何かしらの胃の症状がある。なのに、胃カメラ検査が怖いというジレンマってありますよね。

胃の不調が慢性的に続いているから、「もしかして胃潰瘍?胃がん?」と不安になるし、胃カメラ検査を受けなきゃなぁというのもわかってる。でもパニック障害持ちの人にとって、胃カメラ検査っていうのは普通の人が想像できないくらいすごくハードルが高い検査なんだと知りました。

ふーさんの場合だと、普段から喉の詰まった感じや鼻スースー感、呼吸しづらさに苦しんでいるので、検査のときに喉にチューブを通す不快感もあるし、それに加えて麻酔が苦手(苦手というレベルではなく、本人にしたら使ったら呼吸がおかしくなって死ぬかも知れないくらいの切実さ)。

麻酔で喉をしびれさせる感じが、普段の喉が詰まった不快な感じと連動してしまって、「呼吸ができない!」とパニック発作が起きる可能性が高い、それが怖くて胃カメラをできませんでした。

魚の骨と慢性胃炎と血痰で胃カメラ検査決定!

ふーさんは、もともと胃の不調が何年も続いていて”太田胃散”が手放せないような生活をしていたので、「絶対に胃の疾患があるだろうな」と思いつつ、胃カメラを受ける勇気がなくてずっと頓挫していました。

なんですが2019年10月のとある日、サバを食べたときから小骨が喉に刺さったような感覚があって、それからずっと続く喉に居座る小骨の存在感。この違和感のせいでメンタルがかなり落ちていた矢先の10月18日、とうとう血痰を吐くという状態にまでなってしまいました。

ふーさん、45才の誕生日まで残り6日。

45才になったらさすがに体調も良くなってるはず!、ということを信じて過ごしてきたこの数年間。

さすがに血痰まで出てしまったので、急いで胃カメラ検査をしてくれる病院を探して翌日朝イチで行ってきました。

病院選びと診察の様子

ちなみに病院選びですが、基本的にホームページや口コミを参考にしました。

そして見つけたのが、ふーさん宅から徒歩5分のクリニック。企業検診を積極的にしていて検査数が多い(=先生の経験値が高い)ということと、なにより「苦痛の少ない胃カメラを受けたい人へ」とホームページに書いてある!

苦痛に関して柔軟に対応してくれそうだったのでこのクリニックを選びました。結果、このクリニックにして正解でした!

初診の様子(胃カメラ検査なし)

血痰が出た翌日の朝9時前、2人で歩いてクリニックまで行きました。喉の違和感も嫌だし、胃カメラを受けることへの恐怖でテンションだだ下がりのふーさん。

診察までの間、自動血圧計で測定したら血圧115/86(普段は上が100切るくらいの低血圧です)。そして脈が100!完全に頻脈です。測定した時に100だったけど、たぶん150くらいまで上がってたはずです。心臓が張り裂けそうなくらいのスピードで打っていて、身体への負荷はかなりあるはず。

病院の待合室でパルスメーターをつけるふーさん待合室でずっとパルスオキシメーターを装着状態。写真の数値は脈拍90ですが、直前まで100オーバー。MAX140。

そして診察室に呼ばれると、真面目そうな先生。割と詳しく問診してもらったので、これまでの病歴(パニック障害のことも)と、今の症状を伝えました。朝ごはんを食べていたので胃カメラは翌日ということになって、いったんレントゲンと血液検査をすることになりました。

レントゲン室に行くだけでも決死の覚悟のふーさん。私は待合室で待つだけ。とにかく、何をしてもちょっとしたきっかけで具合が一気に悪くなる可能性がある。ひとつひとつの検査を終わらせるだけでも大きな仕事です。

レントゲンの結果

胸部レントゲンのあと、先生から「ちょっと白い部分がある」との診断。私は「??白い影??何かしら悪い影!?」と不安になったんですが、ふーさん曰く、若い頃に風邪引いたときとか体調が悪いのをごまかすために”ボルタレン”を大量に飲んで、血を吐いて運ばれたときの跡だと思うとのこと。

先生も「なるほど。そうでしょうね。半年くらいしたら、またレントゲンを撮って白い部分の大きさをチェックしてみましょう。経過観察でいいです。」という診断でした。

そして、目的の「胃カメラ検査」ですが、朝食を食べてしまっていたので翌日に持ち越しになりました。(基本、胃カメラするときは胃が空っぽの状態じゃないとダメです)

というわけで、1日目は胸部レントゲン検査と、血液検査だけをしてもらって帰宅しました。血液検査の結果は翌日、胃カメラするときに教えてもらう予定になりました。

次の記事では、「胃カメラ検査当日の様子」と「検査結果」についてお伝えします。

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ABOUT ME
まーさん
福岡県田舎在住の自由人 ふーくんと猫をこよなく愛し、家業を手伝いながら気ままに生きています。実は私自身が難病患者です。 全国規模のTVに出演経験有りの地元じゃ有名人 胸は無いけどハートはボイン女子

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